簡単に言ってしまえば、太陽の光で電気をつくることを太陽光発電といいます。
ひと昔前に、同じように屋根の上に設置して太陽熱温水器でお湯を沸かすというものがありましが、
それとはまったく違います。
太陽熱温水器は太陽の熱で水をお湯にして給湯するものでしたが、
太陽光発電は太陽の光で電気を起こす太陽電池を用いて発電します。
発電した電気は、家庭用のコンセントと同じ規格の電気に変換されますので、
通常の電気と同じように使用することができます。
さらに、作りすぎてしまった電気は電力会社が買い取ってくれるので、
経済的にも嬉しい仕組みです。
詳しくは経済産業省が開設している買取制度ポータルサイトをご覧ください。
まずは、なんといっても光熱費の削減です。
暑い夏はエアコンも使うので電気代が心配というご家庭でも、太陽光発電なら暑い夏こそ、どんどん発電してくれるから電気代の心配も無用です。
さらに余剰電力買取制度で発電しすぎた電力は電力会社が買い取ってくれるので収入にもなります。これは嬉しいですね。
電力会社では原子力や火力発電などで電力をつくり、みなさんのご家庭に送電しています。
例えば火力発電では燃料は有限資源である化石燃料を使っていて、さらに燃焼によってCO2も発生します。
電気を使えば使うほど、電力会社もがんばって発電しなくてはならず多くの発電所をフル稼働させています。
それに対して、太陽光発電なら太陽の光で発電するので資源は使いませんし、発電時のCO2の発生もなく安全です。
まさに地球に、そして子供たちにも安全で優しい発電方法なのです。
自宅で電気をつくって電気代を節約し、さらに余剰電力を売ることで家計には大助かり。
しかも地球にやさしいなんて、いいとこづくめの太陽光発電ですね。